…というわけで、今月も「木」曜日に更新します5周年企画の「日本木扁紀行」。
このコーナーももう8回目で、いよいよ終わりが見えてきた感じはありますが、ぜひとも最後までお付き合いくださいね。さて、4回に及ぶ「東海シリーズ」からようやく抜け出し、前回は千葉県柏市内の「木扁の駅」を紹介しましたが、今回紹介いたします「木扁の駅」は…?
第8回:JR西日本「林駅」
富山県高岡市東藤平蔵にある、JR西日本城端線の駅。地名も「林」とは関係なさそうだし、他に「林」と名のつくのも、地図で見る限り近所のタバコ屋しかないし、なぜこの駅名になったのだろう…。でも、「木扁の駅」であることには変わりない…木の名前じゃないけど。ちなみに、高岡市の木は「つまま(タブノキ)」で、花木はサクラのようだ。
(左:林駅入口、右:林駅ホーム上)
前回の都市の代表駅ともいえる「柏駅」とはうって変わって、今回の「林駅」は無人駅。ただ、高岡市の代表駅である高岡駅まではたった4.6キロ、180円で行けるほど近い。
ちなみに、以前取り上げた同じJR西日本の「椿駅」も無人駅。もっとも、椿駅はしっかりした駅舎があったが、林駅にはホーム上に待合室しかなく…手前にあるのはトイレ。
(左:林駅前の様子、右:ホームの様子)
城端線で最も新しい駅ということもあってか、直線の線路に1面1線のホームというシンプルすぎる造り。駅の造りとしては、以前紹介した「柳駅」に似ているかも…。
駅前には細い道が通っているが、周囲には民家が見られるほかは田園風景が広がっている。ただ、2kmほど離れた国道沿いにはお店も比較的多い…さすがは富山県。
(左:林駅全景、右:駅前の踏切から)
城端線は非電化で、昼間なら上り下りとも約1時間半に1本という路線。架線のない広々とした空、そして停車するディーゼルカーが、こののどかな駅にとてもよく似合う。ただ、高岡駅に近すぎるのが災いしてか、列車で往復するのにはちょっと不便。今回も行きは列車を使ったものの、帰りは国道まで歩いてバスで帰ることにした。
(左:ホーム上の待合室、右:その待合室の中)
田園風景が広がる立地のためか、城端線では最も利用者数が少ないというこの林駅。たしかに、僕と一緒に列車を下りたのはもう1人だけだった。駅前に自転車を置いていたようで、その自転車に乗って行った。やはり徒歩で動くには難しい立地だったのかもしれないですな。
…周りに林と呼べそうな草むらは見つからなかった「林駅」でした。
それにしても、前回の「柏駅」と今回の「林駅」のこの違い、比べれば比べるほど面白いですね。さて、そんな5周年企画「日本木扁紀行」ですが…次回はどこなんでしょうか。てか、次回の「日本木扁紀行」は激動が…?

