…と、その前に(甥)。
今回のこの東北での乗り潰し+弘前城+入道崎…という行程のたたき台は、去年の秋ごろにはもう作り始めていたのだが、その時は会津若松から、山形→秋田→青森→…と今回とは逆回りで考えていた。で、そのまましばらく置いていたのだが、2月に入ってから宿泊予定の角館のホテルのHPを見たら…既に満室。この時点でいったん頓挫してしまう。
計画が再始動したのは島根遠征の直前…結局ANAの株主券を島根遠征で使わなかったため、5/31までのこの券をこの東北旅行で使うよう修正。その結果、わざわざ角館に泊まらなくても、東横インのある山形、秋田、弘前で泊まれることになってひと段落のつもりで空室検索をしたら…弘前が既に満室。「さくらまつり」の影響だったが、再修正を迫られる。
なんとか弘前も5/1には空室があり、強引に回り方を逆転させ調整を重ねて今回のツアープランが組み上がった。この時も東横イン3連泊は変えぬまま…昨年の北海道遠征の時にせっかく会員になったので、がっつり使おうと。日祝はお得になるので、それならなおさら…と思ったのだが、実は今回の旅行、日祝に引っかかったのは最後の3日だけ。GWなのに若干もったいない。
お得になるなら他のホテルは考えない…そんな3日なのだが、泊まる場所には多少悩んだ。山形で泊まるか、それとも秋田での連泊にするか…山形だと3日の行程で大きく遅れると着けなくなってしまう。一方の秋田は、戻り道になってもったいないのと最終日の行程がややタイトになってしまう。考えに考えた結果、多少リスクはあるものの少しでも先に…山形を選んだ。
正直、途中の新庄とか酒田くらいに東横インがあれば、たぶんそこら辺で対応してたのではないかと思うが、3日のうちに一気に山形まで歩を進めることに…幸い、列車の遅れはほとんどなくて、予定通り到着できた。で、山形まで来たことで、4日の行程には一気に余裕ができた。なんせ山形鉄道に乗り、仙台空港から最終のセントレア行きに乗って帰るだけ。
当初のメモには、4日のスタートに「山形11:01発」と書いてたくらい…チェックアウト時刻が11時だったら考えてたかもしれないが。いろいろ考えた結果、「1か所どっかに寄ろう」ということにして9:35発の列車でスタート…それでも、それまでの数日に比べると2時間半も遅い。おかげでこの日は9時前まで寝ることができた。
山形からは奥羽線でまず米沢まで。そこから米坂線に乗り換え今泉、そして山形鉄道に乗って終点の荒砥を目指す。この山形鉄道フラワー長井線も盲腸線なので、荒砥から再び折り返す…今度は今泉を通り越して終点の赤湯まで。もっとも、帰りはかなり寝てしまっていて車窓を楽しめなかった…ホテルで寝た以上に、旅行の疲れが溜まってたということだろう。
ちなみに、このフラワー長井線の沿線で映画「スウィングガールズ」(…あの「ジャズやるべ」、ってやつ)のロケが行われたようで、ディーゼルカーの1両にラッピングがされるなど、大々的にアピールされていた。あと、「釣りキチ三平」のラッピング車両もあったけど…詳細はわかりません。
赤湯に着いたのはもう13時前で、30分ほどの待ち時間を使って昼飯を食べる…買ったのは駅の売店で売ってた「豚丼弁当」。どうやら駅近くのお弁当屋によるものらしい。いかにも「車内で食べます」的なお弁当だったが、買って場所を少し移しただけで駅の中ですぐに食べる…時間ないし。
この豚丼は、全国チェーンの牛丼屋が出してるような醤油ベースの味付けではなく、帯広で食べたような甘辛いタレで味付けされたもの…個人的にはこちらの方が好き。
…ちなみに、駅前には別の豚丼屋があったが、商品が出てくるまでに時間がかかると大変困るので、出来合いのお弁当を選んでしまった。30分しか時間がなかったので。
で、急いだおかげで豚丼もしっかり食べることができ、次の列車にも悠々間に合う…次に乗ったのは、山形新幹線「つばさ」。東京行きの列車ではあるが、乗車時間はたった4分…次の高畠駅で降りる。この高畠が、この日の余裕で寄ることになった「どっか」。駅のレンタサイクルでサイクリングすることにした。
山形県の観光案内のパンフレットなのか、駅とか車内のポスターなのか、その他の媒体なのか、もうすっかり忘れてしまったのだが、高畠駅から山形交通高畠線の廃線跡を利用した「まほろばの緑道」が伸びていて、その先の旧・高畠駅には当時の駅舎が残っているということを知って、山形鉄道に乗ってた行き帰りでいろいろ調べて急遽決定した。
先に高畠駅を通ったときに「レンタサイクル」の案内が出てたので、安心して窓口へ…この窓口は高畠駅の東口に隣接している「太陽館」という施設にあるが、この「太陽館」には温泉施設も設けられていた。窓口の人には「まほろば緑道を走ろうと思いまして…」とか濁してみたが、結局のところは「廃線跡を通って高畠線の旧・高畠駅に行く」というもんだが。
料金は3時間で500円…僕は1時間半弱あとの列車に乗ることに決めたのだが、用意されてたサイクリングマップには結構遠くまでいろいろな施設が紹介されていたので、3時間とはいわずたっぷり楽しめそうな雰囲気ではあった。ちなみに3時間を超えると+300円となりますが。あと、「まほろばの緑道」近くの施設を巡るスタンプラリーもやってた。
ひとまず、もらったサイクリングマップを見ると、旧・高畠駅まで「30分」と書いている。まぁ、5kmくらいということは事前につかんでいたので、だいたい計算すると頑張ったら20分ちょっとで着ける…ということで、寄り道もそこそこに「まほろばの緑道」を駆けてゆく。
緑道の線形とかを見ていると、いかにも廃線跡っぽいのだが、しっかり自転車道として整備されているために、あいにく緑道沿いには「廃線跡」を思い起こすようなものはなく…1か所ホームっぽいのはあったけど。駅跡に駅名標っぽいモニュメントでも置いとけば、多少は喜ぶのでは…とか思ったり。そうこうしてるうちに、旧・高畠駅に到着。
今のJRの高畠駅は20年近く前に改称されたもので、それ以前は「糠ノ目駅」という名前。一方、この高畠線の旧・高畠駅は1974年の高畠線の廃線までずっと「高畠駅」であり、廃線後も洋風の立派な駅舎が残されており、駅の周辺には公園が設けられ、当時の車両が保存されていたりもする。
結局、この旧・高畠駅の写真を撮ったり、近所の「昭和ミニ資料館」と呼ばれているエリアの写真を撮ったりするくらいで引き返すことに…やっぱり1時間ちょっとしか枠を取ってないと、急ぎ急ぎになってしまう。ふと突然思い立ったこの高畠巡りだったが、意外にもまた来てもいいと思えた。
で、帰りもあんまり寄り道もできなかったが、無事に列車にも間に合うタイミングで自転車を返し、予定していた列車に乗車…「太陽館」の温泉には入らなかったけど。
…高畠からは奥羽線で再び山形へ。そして仙山線で仙台へ…仙台には17時前に到着したが、この仙台までの道のりもがっつり寝ていた。
17時半を過ぎたあたりで、仙台駅ビルの中にある「伊達の牛タン」で牛タンを食べていよいよ帰路につく…仙台空港アクセス線で仙台空港へ。このアクセス線を利用したのは、2年前の学会の帰り以来2度め。空港の利用自体3度めだが、いずれも帰りだけの利用…結構レアなケースかと。
予約の時点で、ボンバルディアのプロペラ機っていうのはわかっていたが、よくよく考えるとたぶん人生初のプロペラ機…飛行機にそんなに乗ってないということはあるけど。
…それにしても、駐機場までバスに乗って行くとは。もちろんタラップ…タラップは初めてじゃない。ちなみにセントレアでも駐機場からバス…えらい格差ですこと。
セントレアにも特に遅れず到着し…着陸前に見えた名駅周辺とかの「夜景」はきれいだった。名駅と栄周辺だけちゃんとわかったもんで。で、セントレアからは名鉄を乗り継いで、最後はタクシーで…寮に着いたのは23時半頃。
…GWの最終日の翌日は適当に休みつつ、栄の丸栄でスーパーベルズのイベントを見物。「鉄」なGWでしたわ。
…と、ようやく東北旅行の様子を書ききりましたが、最終日も長くなってしまいましたね(甥)。毎度毎度長文になり、誠に申し訳ありません。なんせ、この旅行だけで13万円近く費やしてしまってるもんで…明らかに使いすぎ。
最近の遠征で「何に使ってるかわからないが」「とりあえずお金が飛んでいく」という事態が多かったので、久々に旅行中に使ったお金を記録していたら…使った内容はわかったけど、やっぱりお金が飛んでいきましたわ。それにしても13万て…少ないボーナスを前借りということにしときますわ。
てなわけで、東北旅行の記録おしまい。
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