4日め(5/3)。泊まってた秋田駅前の東横インを7時前に出発して男鹿線の列車に乗る。男鹿線には、乗り潰しのために乗車した06年8月以来3年弱ぶり。あの時は当然、終点の男鹿まで乗ったのだが、今回はひとつ手前の羽立で降りてバスに乗り換える…男鹿線も本数が少ないが、このバスも少ない。スケジュールを立てるときにはネックで…だから早起き。
秋田から羽立まで1時間近くかかるが、羽立からバスでさらに1時間近く…予想外の乗り換えも経て、入道崎に9時過ぎに到着。この入道崎は、男鹿半島の端の日本海に突き出る岬…断崖が連なっていた。まぁ、岩場が低くなってるところから飛び移ったかどうかは知らんが、少し離れた岩場で釣りをしてる人もいたが。どんよりした薄曇りで景色が楽しめなかったのは残念だったが。
断崖から岩場が連なるこの入道崎沖は、かつてから海上交通の難所だったようで、灯台が建てられているのだが、この入道埼灯台がこの男鹿での目当て…秋田からはるばる2時間かけてやってきた。入道埼灯台も、上まで登れる「参観灯台」の一つ…「参観灯台」は全国に15か所あるが、少しずつ登頂を進めておるところ…まだ5か所めですが。
入道埼灯台は白と黒の横縞模様が特徴の灯台だが、岩場に建ってることもあって、やや低めなのか灯台内部は105段(115段やったかも)のらせん階段で…やや狭かった。
灯台の近くには資料館もあって、2つ共通で300円…ついでに島根の日御碕灯台で買ったのとよく似たストラップも買ってみたが。資料館では入道埼灯台の歴史について展示されていた。
…10時半ちょっと前に資料館も出てきて、目当ては終了。ただ、バスの時間は11時半なので、1時間以上ヒマになる…まずは北緯40度のモニュメントへ。灯台の脇を北緯40度の緯線が通っているようで、それを表すモニュメントが建っていた。
写真を撮ったりもしたが、それでもやっぱりヒマなんで、近くの土産物屋へ…入道崎を訪れる客のために、土産物屋が10軒近くある。店頭で土産物を覗いてみたり、実際多少買ってみたり…。たいがいの土産物屋には食堂がくっついていて、さらに店頭では近海で採れたと思われるサザエを焼いたものとかイカを焼いたものとかを売っていた。
11時半には入道崎を発つのだが、昼飯がいつ食えるかわからない…ということで、せっかくなので入道崎で「地元の味」を楽しむことにする。ただ、なんとなく10時台から昼飯…というのは個人的に慣れんので、「11時になったら食べよう…」と思っていた。
とはいえ、ふらふらしてるのもヒマなので、とりあえず土産物屋の店先で売ってるタコの唐揚げを買うことにする…結構おいしそうやったし。まぁ、買った時間は10時50分で、あと10分もしたら昼飯なのに…てか、もう昼飯にしたらいいやんというところではあるが。まぁ、それはさておき、店から5mくらい歩いて、「さぁ食べよう」とパックを開けた瞬間。
…後ろからのものすごい音と風とともに、タコの唐揚げがさらわれた。
たぶんトンビだと思う…鷹かもしれんが、あまりに速いスピードで飛び去ったので、実際何かはわからんかった。とりあえず、右手に持ってたタコの唐揚げ入りのパックだけつかんで飛んでった…脇の駐車場に弾みで落ちた1かけらを残して。僕は僕で放心状態にも近い状況で…とりあえず意味がわからん。ケガ等は全くないが、タコの唐揚げだけ見事に消えた…被害総額350円。
まぁ、他に危害が及んでいない時点で、もはや一番のネタやとは思ったけど(甥)。ただ、1つも食っていない状態で持ってかれたのが悔しい。…仕方ないので、まだ11時になってなかったけど、このタコの唐揚げを買った店の食堂へ。「タコの借りはタコで返す」…ということで、タコ刺し丼を注文。安かったから…でもおいしかった。
こんなとんでもない経験の余韻も消えぬまま11時半のバスに乗車…再び羽立へ。行きは結構起きていたのだが、帰りはがっつり寝てた…やっぱり放心状態やったのかも。でもって、当初は乗り継げないと思ってた列車に乗り継ぎ、秋田まで…この列車でもよく寝ながら、秋田には13時半に着く。
…そういえば、前回男鹿線に乗ったときも帰りにがっつり寝て寝過ごしたような。追分で降りないとあかんのに次の駅で気づいて、仕方なく秋田まで戻って「日本海」で追っかけた記憶が。今回は寝過ごしはなかった…さすがに毎晩寝てるし。ただ、前日の弘前ではホテルにシャツを忘れる失態…津軽鉄道から帰ってくる途中で気づいて、ホテルに立ち寄って事なきを得たが。
最悪秋田でそういうことがあっても、この入道崎から帰ってきたタイミングで何とかなりそうだったが、幸いそんなことはなく。でもって、秋田での1時間ほどの待ち時間ののち、羽越線を南下していく…40分ほど乗って羽後本荘駅で下車、続いて3セクの由利高原鉄道に乗り換え。盲腸線なので、40分乗って矢島まで行き40分乗って羽後本荘に戻る。
羽後本荘から再び羽越線を南下…いよいよ秋田県も離れ山形県へ。酒田、余目ときて、今度は陸羽西線に乗り換え…新庄まで50分揺られていたのだが、新庄着は20時過ぎ。ここまで乗り換え駅では時間も限られていたり、よさげな食料がなかったりで…やっぱり「食いっぱぐれ」。で、降り立った新庄でも、2年前の記憶では店が非常に少ない…ということで困ったのだが、駅横の建物の中にピザ屋があったのでそこで買って食う。
そして、新庄からは1時間ちょっと…新幹線がまだあれば乗っていただろうが、最終も出たあとなので普通列車のみ。そのまま終点の山形まで乗る。22時前に着き、マックスバリュに寄って東横インへ…長い長いこの日も終わり。
…で、長い長いこの日の中身で、やっぱり記事も長くなったので、帰還報告はまだ続きます(甥)。次回は最終日なので、やっと終わりますよー。
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